Camp > 記録 > 2002年11月02日〜04日 静岡県 八木キャンプ場

 11月の三連休を利用して、久々のキャンプ中心のお出掛けをしました。紅葉もそこそこになっていて静かなキャンプを堪能してきました。

八木キャンプ場
場所 静岡県榛原郡本川根町八木
公式サイト 本川根町観光協会 http://www.okuooi.gr.jp/
連絡先 本川根町観光協会 0547-59-2746

 ここの所カヌーにどっぷり浸かり気味、家族でキャンプもお盆から行ってないので、紅葉を見に出掛けることにしました。
 前々日に娘が発熱し、今回のキャンプは断念かと思っていましたが、前日には熱も引きなんとか出発出来ることになりました。

1日目
 朝6時過ぎに自宅を出発、東名高速が事故渋滞などあったものの、現地へは11時過ぎに到着しました。
 キャンプ場の河原を見ると、ぱどるさんの大井川ツアーの出艇というところでした。偶然にも社長さん初め、カヌー仲間ともお会いできました。この日大井川のツアーがあることは知っていたのですが、まさか、我が家の行くキャンプ場であえるとは思っていなかっただけに、とても嬉しく感じました。
東名高速の富士川SAで休憩。
ちょうどSAには綺麗な子供用遊具と富士川越しに見られる富士山がありました。
運良くこの日は富士山が一望できるという天気、久々に綺麗な雪景色の富士山を鑑賞しました。
偶然にぱどるさんの大井川ツアーの出艇にバッタリと出会えました。顔見知りの方とご挨拶。
大井川の水はエメラルドグリーンにちょっと乳白色を混ぜたような綺麗な色をしていました。
八木キャンプ場の脇は来年の国体競技場のため、造成工事中でした。
 ぱどるさんのツアーを見送った後は、サイトに戻りテント&タープの設営をしました。ここ八木キャンプ場は管理人が後から来るというスタイルのキャンプ場で、我が家が行ったときも管理棟は鍵がかかり閉まっています。そして、サイトには誰も居なかったので「おいおい、ホントにここのキャンプ場やっているのかな〜」なんて顔を見合わせました。
 林間のサイトと河原のサイトと大きく別れていてどちらにするか迷ったのですが、以前の河川増水事故が頭によぎり結局林間サイトに設営しました。
 タープを設営したのはお盆のキャンプ以来、少々手間取りましたが何とか設営完了。
この寒い時期にはなるべく日のあたる場所ということで林間サイトで水場の前にしました。
私たちが行った時は午後3時ごろには太陽が山陰に入り始めたと思います。日影は寒かった。
林間サイト側から河原サイトをみたところです。河原サイトの一段下がったところに大井川が流れています。
風の通り道になるのでタープ設営の方向は気を付けないと飛ばされることになります。この日も飛ばしていたグループがありました。
 サイトの設営後は簡単にラーメンで腹ごしらえ、その後河原で水遊びをして遊びました。今回最大の忘れ物はPFD、子供達を水辺で遊ばせるにはやはり必要ですね。
 大井川の本流脇に小さな分流があり流れもほとんど無く、子供が遊ぶには持ってこいの場所がありました。
あともう少し暖かければ、水に浸かって遊んでいたことでしょう。夏場なら山陰で涼しく水浴びできる良い場所かもしれません。
 日が陰った後は夕食の準備を済ませキャンプ場から歩いて数分の場所にあるもりのいずみへ行きました。
 もりのいずみは、八木キャンプ場利用者は半額で利用できる立ち寄りの湯です。終了時間が19時までと早いので利用する場合は注意が必要です。(もうすこし遅くまで営業して欲しいですね。)
 この日は寒いこともあり、夕食後は焚き火もほどほどにして10時頃にはテントに入り寝てしまいました。

2日目
 午前中は寸又峡へ行き、夢の吊り橋を渡り湖岸を散策。午後は大井川鉄道のSLへ乗ってみました。
 昨晩は結構冷え込んだようで、女房は何度も夜に起きたようでした。やはり防寒グッズがそろそろ必要ですね。テントの中だと湯たんぽが一番かな。
 朝起きると、風は強いものの天気は快晴でした。左の写真がサイトから空を見上げたもの。木々の紅葉と青空のコントラストがとても綺麗な朝でした。
 朝食を済ませ寸又峡へ車で移動しました。県道77号線は対向車とすれ違うのが苦労するような狭い場所が沢山あり、少しハラハラしながらのドライブになりました。途中みられる景色は渓谷ならではの景色でなかなよいです。
 寸又峡へ着くと第1,2駐車場はもう満車とのこと、我が家は第三駐車場に駐車することになりました。ちなみに有料で500円を徴収されました。駐車場からはお土産屋や食事屋の並ぶ道を歩いて寸又峡プロムナードコースをめざします。
 約90分のハイキングコース(寸又峡プロムナードコース)の入り口です。ここからは歩行者専用道路でのびのびと歩けます。
プロムナードコースから寸又川を見る。ところどころからこんな感じの景色が楽しめます。
 入り口から約30分ぐらい歩くと夢の吊り橋へ到着します。
 長さ90m,高さ8mの吊り橋ですが、実際に渡ってみると結構すりるありました。橋の手前では人数制限をしている係のおじさんがしっかり監視しています。
 ちなみに一方通行になっていますので、帰りは対岸の山道を少し登り飛龍橋(長さ72m,高さ70m)を渡って帰ります。こちらは舗装された鉄橋ですが、高さがあるので違った意味でスリルあります。景色もなかなか良い。
 帰路では山の林間にカモシカが発見できました。
 お昼は駐車場へ帰る途中にある紅竹という蕎麦屋へ入りました。というか、ほかに良さそうなお店がなかったかも。メニューが土日専用になっていたのがちょっと気になります。
 この後は大井川鉄道のSLを乗りに千頭駅へ向かいました。
記念撮影の為に機関車へ、とノンビリしていると後からどんどんカメラをもった人が来る来る。やっとこ記念撮影をする。
蒸気から落ちてくる滴も油が混じっていて服が汚れます。綺麗なよそいきの服は要注意です。我が家は野良服なのでOK
 列車の中は昔の面影そのままに使われているそうです。私も昔の東急池上線(ローカルでごめんなさい)思い出すような雰囲気を感じました。
 こうやってみると丸みのあるデザインは落ち着きますね。
 までSLで山を下り、普通電車でまた千頭駅へもどりました。ちょうど5時頃に千頭に戻ってきたのですが、既に駅前の商店街は店じまい。三連休の真っ直中なのにこの早さには驚きました。本当なら駅前で夕食でもと思っていたのに・・・。(笑)
 ということで、取り合えずキャンプ場の脇のもりいずみ温泉へ行き、夕食はキャンプ場で済ますことにしました。
 夕食後は昨日以上に風が強く、テントやタープの倒壊が心配で、河原の石でテンションロープとペグの補強をすることに、風の通り道の河原サイトでなくてよかった!強風時は河原サイトは注意が必要です。

3日目
 今日も天気は晴れ。ほんと今回のお出掛けは天気に恵まれました。
 朝食後にサイトを撤収、その後、東名高速近くの登呂遺跡をぶらっと見学し一路自宅へ早めに帰宅しました。やはり早めだと高速も空いていますね。
 撤収時にサイトをバックに記念撮影。この日も良い天気で青空に紅葉が映えて綺麗でした。  登呂遺跡で復元住居に入り撮影。昔、遠足で来たとこだと思います。(懐かしい)

八木キャンプ場情報
 キャンプ場の管理棟です。今回は現着時には管理人おらず、午後に来て受け付けしていました。
管理棟には、トイレとシャワー室があります。
 林間サイトと管理棟の間に位置する水場です。
 蛍光灯も各棟ごとにあり夜は使うときだけ明かりを付けます。
 水場の奥にあるトイレ棟です。水洗で綺麗に掃除されていました。
 利用料金表です。(参考)
 シャワーは管理棟にありますが、やはり温泉が良いですよね。八木キャンプ場利用者は歩いて数分の場所にある”もりいずみ”を半額割引券を貰い利用することが出来ます。
 通常料金 大人1,000円 子供500円、閉館時間が早いので現地に着いたら確認したほうが良いと思います。
 もりいずみ TEL 0547-59-3733

一言
 久々にキャンプ&観光中心のお出掛けになりました。最近はカヌー中心になりがちですが、たまにはこういうお出掛けもしなくては。

2002/11/12