Canoe > 記録 > 2002年07月20日 神奈川県三浦半島城ヶ島
 Yahoo掲示板のお仲間さんに誘われて、城ヶ島で行われる城ヶ島ロングディスタンススイミング大会(身体障害者交流遠泳大会)に遠泳者のカヤックサポート役として参加しました。
 この遠泳大会は、三浦半島の最南端に位置する城ヶ島を泳者が泳いで一周するという大会で、カヤッカーは泳者の安全確保、進路指示、事故時の護衛船への連絡など、海での遠泳をサポートする重要な役割を担っています。
スタート地点の城ヶ島大橋下にて出艇を待つカヤック

場所 神奈川県三浦市三崎町城ケ島
主催者 関東身体障害者水泳連盟

 自宅を6:15に出発。三浦半島の城ヶ島へは第三京浜→横浜横須賀道路→衣笠IC→佐貫縦貫道路を通り、約2時間弱で行かれる比較的近い海です。現地へは8:00頃に到着。
 朝の待ち合わせ場所は城ヶ島大橋のループ坂を下りて、しばらく行くと釣り屋(一休)さんの前にある県営の駐車場でした。事前のゴリさん情報だと砂利の駐車場との事でしたが、しっかりと舗装されていました。(笑)
 現地へ着くと、ゲンポさん、ゴリさん、おとみさん、Hさん、まさやんさんが出迎えてくれました。ワイワイと朝から談話もなかなか面白い、こんな一時もオフ会ならではです。
 その後、村長さん、アブさん、カナルさんが次々と到着し、時間も押してきたので会場の浜へカヌーを運ぶことになりました。
 カヌーを会場へ運んだ後は、城ヶ島大橋ループ坂途中にある駐車場に車を置いて、各自準備です。左の写真がそのループ坂途中の駐車場から大橋方面を写したもので、奥に見えるのが大橋です。
 この日は、天気が良く日焼け対策もバッチリしなくてはいけません。右の写真はユーモアセンスバッチリのおとみさん、日焼け止めで白くなった顔をお仲間さんに披露してくれました。(笑)
 準備を終えて大会本部にある受付で、カヤックサポートの受付を行いました。
 なんと、カヤッカーは参加費無料!そんでもってお昼の食事券、汗拭き用タオル、多色ボールペン、極めつけは交通費まで支給していただきました。うむむぅ〜これはしっかりとサポートせねばバチ当たるぞ〜、ちょっと気を引き締める私でした。(笑)
 朝練隊のカナルさんは、大会本部で受付や運営のお手伝いをされていました。ご苦労さまです。
 
 受付後は開会式が始まるまで、支給されたゼッケンを着けて休憩タイム。左からゲンポさん、Hさん、ノビさん、ゴリさん、いつもお世話様です。
 そして今回は、ノビさんと同伴参加の若き女性応援団員さんが二人参加されました。お二方とも高校生でカヌーを漕ぐのは初めてとのことですが、スタート前に練習をして一緒に参加することになりました。
 シーカヤックを手に入れて参加のゴステロさん。
 オレンジは海上で一番目立つ色らしいですね。
 私ももう少し上手くなったら、シーカヤックで海に繰り出した〜い。でもマリブで海にあまり繰り出していないから、当分は簡単な場所で海を楽しもうと思います。
 ゴステロさんはリバーカヤックでは、右も左もほぼ100%ロール出来る方ですが、シーカヤックでは70%程度だそうです。シーカヤックでのロールは難しいんですね。
 開会式までは、各自カヌーで漕いだり練習したり。左はダンサー改に乗るアブさんです。このダンサーは後部にフィン、隔壁ハッチも付くなど、海用にカスタマイズされた面白いカヌーです。
 左はノビさんと今回の応援団員の一人であるKさんです。KさんTさん、初めてにしてはなかなかの漕ぎっぷりでしたよ〜。
 我が家の子供達は早速に海へ。
 本部のあるは、湾内ということもあり波も小さく子供が遊ぶには良い場所でした。
 城ヶ島大橋の下には、引き潮時にはちょっとした、岩も陸続きになるので、ちょっとした磯遊びになります。ただ、あまい遊びに夢中になり、満ちてくるのを忘れると戻るのが大変です。
 右の写真はスタート時です。
 スタートのから泳者が泳ぎ始めます。サポートのカヤッカーは少し沖に出て自分の担当の泳者を探します。
 みな同じ格好なので、自分の担当泳者がどこに泳いでいるのか探すのに神経をつかったところです。
 スタート後、担当の泳者を探すのが結構大変だったのと、泳者のサポート役ということもあり、今回は写真を撮影するのを控えました。というよりは撮影する余裕がなかったというのが正直なところです。
 スタート後、しばらくすると自然と泳者の間隔が開きカヤックで脇をサポートすることができるようになりました。今回サポートしたKさんはブレイスを左側メインでするのでカヤックはその泳者の左側に付くことになります。実はこれが以外に難しくなかなか思うように良い位置に着けなくて苦労しました。
 往路の折り返し地点は湾外にありました。そして、その湾外では波とうねりと風があり、サポートするカヤックも泳者の方も苦労されたにちがいありません。特に風は苦労しました。そう風でカヤックが進路から流されてしますのです。通常ならフォワードストローク&スイープストロークで修正するのですが、今回は泳者のサポートで伴漕しなくてはいけなく、あまり漕ぐことが出来ないのです。この問題は来年の課題ということで、良い方法を考えていこうと思います。
 さて、結局早い泳者は1時間強で最終泳者は3時間弱でゴールしました。ゴール地点では泳者の完泳した後の素晴らしい笑顔とサポートしたカヤッカーの充実した笑顔が見られます。この光景はとても感動的でした。
 遠泳競技が終了したあとは、大会本部が用意していただいたおにぎりと豚汁でお昼です。その後、表彰式を行い大会は終了となりました。参加の皆様お疲れまでした。また来年もここで皆さんとお会いできたら良いですね。
大橋ループ駐車場にて記念撮影
画像提供はアブさん(横になっている(笑))
 今後カヤックサポートを考えている方の参考資料として、カヤッカーに配られている冊子の一部をアップしておきます。
 資料1,2,3