Canoe > 記録 > 2003年05月17日〜18日 岐阜県 長良川
 久々のファミリーカヌーで、長距離遠征となりました。行きは中央高速、帰りは東名高速を使い、往復840kmという大移動でした。
ダウンリバースタート地点になった美濃橋下にて記念撮影。(2日目17日)

キャンプ地 岐阜県美濃市美濃橋下河原
ダウンリバー 美濃橋鮎瀬橋より少し上流(関観光ホテル前)

 朝3時30分に携帯の目覚ましで起床、前日の積み込みで残っている細々とした荷物を車へ。子供達を3時40分頃に起こして車に乗せ自宅を出発したのが4時となりました。地図で調べた休憩なし行程で自宅から418km、5時間と予想、9時の待ち合わせに間に合わせるために4時発は必須だった。
 行きの中央高速は時間が早いこともあり、渋滞は全くなし、順調に先に進ことができた。途中休憩&給油でサービスエリアに立ち寄ったが、totocampaさんとの待ち合わせ場所である土岐IC〜R21号次月峠を下る途中のドライブインには時間どおりに到着しました。
 その後ドライブインで先着のあんずさんファミリー、後着のtotocampaさんと落ち合いキャンプ地の美濃橋下へは10時前には到着!やったぁ〜着いたぁ〜!
美濃橋下の野営地です。我が家は橋の真下で車中泊+山岳テント泊です。
右側のスクリーンタープ三連結が中部組の方々が用意してくれたリビングです。ほんとありがたいでした。
野営地の河原からの対岸
ダウンリバーはここからスタートしました。
 現地へ到着し、先着組のファミリーと合流、簡単なご挨拶をしてからテントの設営とダウンリバーの準備に取り掛かりました。
 今回は長距離ということもあり設営&撤収の時間をいかに少なくするかが大きな課題でした。我が家は大きなテント設営をやめて、車中泊+山岳テントで荷物も時間も大幅に減らせたのは大きかった。
 雨を予想していたこともありタープを持参しのですが、中部組の方々に共有スペースを提供していただいたので、設営せずに済みました。ほんとありがたいですね。
子供達は早速着替え後に川へ、もう水に浸かっていました。美濃橋の周辺は瀞場で河原は大きな岩が点在し、子供達の遊びには良い場所だったようです。 野営の準備、カヌーを準備を終えて車の回送になります。
ダウンリバースタートはここ美濃橋なのでほとんどの車を終着地点に用意します。
 車の回送の帰路にスカウティングをしました。
 美濃橋をスタートして最初の橋である下渡橋より下流、ここは堰になっていて左岸には魚道が、その脇にはウェーブの立っている人工的な流れ、そして本流の瀬となっていました。
 堰の下流側を写したものです。護岸のすぐ脇が魚道、その奥がウェーブの立っている人工的な流れ、その奥が本流の瀬です。
 真ん中の人工的なウェーブの流れはちょっと危険そうでした。
 下渡橋をスカウティングする様子。我々関東遠征組は初めてみるコースの攻め方を、ああでもない、こうでもないと話し合っていました。
 結局このときのダウンリバーでは、一番楽しそうな本流を行くことにしました。
 ちょっとここで回送オヤジ集団で記念撮影。
 左からTOMさん、IDOさん、サムさん、やまきたさん、totocampaさんです。
 今回ホントにお世話になりました。
 回送を終えて12時半に美濃橋をスタートしました。このときはもう太陽の日差しが暑いぐらいです。
 我が家は、ママと娘がスターンズ、私と息子がマリブ2でダウンリバーします。
 美濃橋をスタートした直後の左岸に、灯台が建っていました。今は使われていないようですが、歴史的な物のようです。
 瀞場ではこんな感じ、左からハミさん、TOMさん、あんずさん、IDOさんです。
 太陽の日差しは暑かったけど、水面を流れる風が気持ちよかった。
 スカウティングした瀬の本流を攻めるやまきたさんです。
 我々もこの本流を下りました。なかなかウェーブのある瀬だったので、ジェットコースターみたいで面白かったと言ってました。
 ママと息子も本流にチャレンジしました。息子も久々の瀬を下れて楽しかったようです。
 TOMさんは魚道の方を下っていました。このコースは滑り台のようで、また面白そうです。
 出発したのが遅かったこともあり、魚道のある堰を下ったところで、お昼にしました。
 この一時もまたダウンリバーの楽しみのひとつです。
 山崎大橋を通過するところ。この辺は流れも穏やかでノンビリとパドリング、写真左よりヤマキタさん、サムさん、ママ&息子です。
 山崎大橋を通過してしばらく下った右岸にあるテトラポットでtotocampaさんが亀を発見&ゲット!
 子供達も亀が甲羅干しをしているのを見られて大喜びでした。私もダウンリバー中に亀に遭遇したのは初めてです。
 右岸に赤い鳥居のある場所にストレートな瀬があります。
 護岸からの返し波と本流とで出来る流れがストレートで、流れも速くカヌーもスピードが出る場所です。
 この瀬もなかなか面白かった。
 赤い鳥居のある瀬の下流で、水船になったスターンズの水出しと小休憩です。娘はtotocampaさんのレティーとべったりです。  鮎之瀬橋の見える右岸で上陸、今回のダウンリバー終着地点でした。この終着地点付近は、瀬の中に練習にちょうど良いと思われる小さなホールがあったり、カヤックでスポット的に遊ぶには面白そうな場所です。
 スタートが12時半、ゴールが15時半と約3時間の長良川ダウンリバーでした。途中ファミリーにちょうどより瀬とノンビリ楽しめる瀞場がありなかなか楽しめるコースでした。ご一緒させて頂きました皆さんお疲れさまでした。
 その後キャンプ地の美濃橋へ戻り、関東遠征組(サムさん、あんずさん、私)は美濃橋の上流を下る準備、その他は子宝の湯へ行くことになりました。が、無理言って中部組の皆さんに回送してもらったのは良いのですが、下調べ不足で時間と距離の見積もりがあまかった。結局、ダウンリバーは諦めて子宝の湯に浸かることになりました。
 温泉に浸かった後は、たまたま今日やっていた鵜飼の見学に行きました。場所はダウンリバーの終着地点です。
 実際には観光のための漁なのだそうだけど、初めてみただけに面白かった。
 温泉、鵜飼見学と続きなんだかんだと夕食が遅くなってしまいました。頂き物も沢山!またどれも美味しい物ばかりでした。これだからオフ会キャンプは良いですね、普段お目にかかれないような物がアウトドアで食べられるのですから。皆さんごちそうさまでした。
 なんだかんだと遅くなった夕食を終え、子供達をすぐに寝かっせて夜11頃まで歓談していたと思います。長距離ドライブ+ダウンリバーと充実した疲れが出てきたので大人も寝袋へ。

 二日目、朝7時頃に起床。昨日の美濃橋より上流ダウンリバーを断念し、カヤックが漕げなかったこともありカヤックを少し漕ぐことにしました。
 美濃橋から新美濃橋まで漕ぎあがってみました。思った以上に流れがあり結構時間かかったが、エディーキャッチ&フェリーグライドを繰り返してなんとか橋はくぐれました。
 橋のサイドには友釣専用漁場と書かれていました。
 新美濃橋から美濃橋方向(下流方向)を撮影してみました。右岸がキャンプをした河原、左岸は結構大きな岩が点在するなかなかの景観です。
 漕ぎ上がり時間かかったが下るのはとっても早かった。(笑)
 カヤックをひと漕ぎした後に朝食を食べ、ダウンリバーの準備を始めました。今日も昨日と同じ美濃橋から鮎瀬橋より少し上流(関観光ホテル前)までのダウンリバーコースです。
 娘はお友達と河原で遊ぶのが楽しくカヌーには乗らないというので、この日は息子とスターンズでタンデムすることになりました。これまた久々です。
 今日はカヌー協会のカヤックチームも一緒にダウンリバーすることになりました。なんだかんだと人数多い方が楽しい!  この日、初顔合わせのTSUGEさんも合流して頂けました。今回は初めての女性とタンデム@リンクスでダウンリバーです。
 TSUGEさん、早くも水に浸かって水を吹き出しています。気持ちよさそうですね〜つられて水に入ってしまおうと思ってしまった。(笑)
 みんなが準備整ったところでほりっちさんが記念を撮ってくれました。
 前日同様に天気も良く、水の上を吹く風が気持ちよく、適度な瀬ありノンビリとした瀞場ありの楽しいダウンリバーになりました。前日と同じコースを下ったのだけど、前日とはまた違った発見ができたりしてそれもまた楽しかった。
 ダウンリバー楽しかったです&お疲れ様でした。またご一緒させてください!
 車の回送をしてキャンプ地に戻ったあとは簡単な昼食を食べて、早々に撤収作業をし14時半には皆さんとお別れしました。帰路は東名高速を使い、途中に浜名湖SAと足柄SAで休憩や食事をして、9時半には自宅に戻ることができました。往復840kmと長距離ではありましたが、渋滞も皆無だったので思った以上に楽でした。
 今回は中部地区の皆様には本当にお世話になりました。おかげでカヌー&キャンプ仲間は増えたし、とても楽しい充実した遠征となりました。また機会があいましたらご一緒しましょう!

 写真提供はtotocampaさん、ほりっちさん、TSUGEさん、あんずさんです。ありがとう!