Canoe > 記録 > 2003年06月28日〜29日 埼玉県 荒川(長瀞)
 ファミリー企画の長瀞ダウンリバー、キャンプ、フリースタイル大会見学といろいろなことをした二日間でした。水量やや少なめでしたが、ファミリーでダウンリバーするにはまずまずのコンディション、両日とも天気が良くてのんびり楽しめました。
ダウンリバースタート地点の親鼻橋の河原にて

ダウンリバー 親鼻橋クツナシの瀬(高砂広場)
キャンプ地 リバーパーク上長瀞オートキャンプ場 埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞1429
キャンプ場公式サイト 有隣興業株式会社

一日目(ダウンリバー)
 自宅を早朝の6時半頃に出て、待ち合わせの場所である道の駅花園に着いたのが8時過ぎ、関越道も空いていたおかげで1時間半で着いてしまいました。幸先よし!と思うけど現地は雨、まあそのうち上がるだろうということで、お仲間さんが集まるのを待ってから、ダウンリバーのゴール地点の高砂広場に向かいました。
 高砂広場に到着することには、雨も上がってきました。回送用の車を置いて、さらにスタート地点の親鼻橋へ向かいました。親鼻橋の河原では、駐車場が無料ではなく300円掛かりました、環境美化協力費という名目になっていたように思います。そのおかげか、河原は綺麗になっていました。
 心配していた雨も上がり、早速ダウンリバーの準備をはじめました。駐車場は親鼻橋の下流右岸にあり、遊船のスタート地点にもなっています。車は数十台ならとまれそうなスペースがあり、トイレもあります。写真の水色の橋が親鼻橋です。  スタート地点から下流側の眺めです。秩父鉄道の鉄橋もここから見えます。
 この鉄橋の下流にステミの瀬とセイゴの瀬とプレイボートなどで楽しめる瀬が続きます。
 今回は自艇ではなく、ゴリさんのS6を乗ることになったゴステロさん。慣らし漕ぎを楽しんでいました。  5月の長良川以来の登場となったスターンズ、一応ふっとポンプも括り付けて準備です。我が家はこのスターンズとマリブ2でダウンリバーです。
 バナナ1号と2号が揃いました。こもれまた久々ですね。
 このマリブ2は本来海で威力を発揮するのですが、水量があれば川でも使用可能です。
 スタートして直ぐの秩父鉄道の鉄橋です。この下流にステミの瀬があり、フリースタイル大会の練習をしているカヤッカーが沢山居ました。我々はその流れを横目にダウンリバー!遊船にでも乗っているような感じですね。
 一番の難所になる小滝の瀬を中州からスカウティングしました。ママはちょっと引き気味、長女にあっては早々ポーテージを決め込みました。(笑)
 まあ、安全第一で楽しめれば良いのですからこれで良いんです。
 小滝の瀬を中州から主要部分を撮影。今回は水量もそんなに多くないのですが、最後の落ち込み部分はそれなりに迫力あるウェーブが立っています。
 右岸側の本流を素直に真っ直ぐ漕いで下れば安全に下れます。
 小滝の瀬、最後の落ち込み部分です。写真では解りませんが高低差のあるウェーブが2〜3個ありました。  ふと目を離すと、すぐに岩に登り始める子供達・・・。危ないと言いつつも写真撮影
 娘の方も目を離すと流れの急なところに行く、危ないからもっと下がってと言いつつも写真撮影  遊船も小滝の瀬の右岸側の本流をストレートに通っていました。
 ママは小滝の瀬をチキンルートで無事クリアしました。こちらの流れもほどほどに流れていて難なく下れました。  小滝の瀬最後の落ち込みを行くゴリさんファミリー、写真からも解るように、かなりスターン側が落ち込む程に高低差のあるウェーブになっています。
 これは私と息子、岸で火打ち石をしてくれているのは娘です。(笑)
 マリブ2で小滝をダダァ〜と下るのはなかなか面白い!ジェットコースター気分ですね。
 最後の落ち込みに入る直前、ちょっと緊張する瞬間だった。この後の落ち込みでマリブのスターンがかなり沈みました。(バウはかなり持ち上がったと思う)
 最後の落ち込みは、ひくり返るかと思うぐらいにバウが上がったが、何とかクリアできました。
 写真をみると息子も笑顔になっていた、楽しかったようですね。
小滝を攻めるゴステロさん。S6での初挑戦どうだったでしょう。最後の落ち込みでは後ろから見えないぐらい沈んでいました。
 小滝の瀬を下った後は、岩畳辺りをノンビリと遊びながらダウンリバーでした。途中浅いところで降りて遊んだり、水面の落ち葉を集めて遊んだり。
 この辺りの景色はとてもグッド!
 私と娘です。娘は水面に浮かぶ綺麗な落ち葉拾いに夢中になっていました。
 息子も落ち葉拾いに夢中、スターンズのバウに乗ってママに行き先を指示し拾い集めています。  12時半になり二股の瀬の上流側でお昼にしました。このときは太陽が覗き気持ちよい暖かさでした。
 この場所では、カヤックスクールの練習場所になっているようです。練習するカヤッカーが沢山見られました。
 二股の瀬と白鳥荘の瀬を下り、右側にカーブしたら金石水管橋が見えました。橋の周辺では、バーベキューを楽しむ人やキャンプを楽しむ人が遊んでいました。  クツナシの瀬を下り、14時頃にゴール!お疲れ様でした。心配された天気も回復したし、久々にファミリーでのダウンリバーも楽しかった!
 子供達はゴール後もおとなしくしていられずに水に入り遊んでいます。  暑くなってきたせいか、ゴステロさんはディフェンシブスイムポジションで水浴び。
 今回は究極の艇の回収を行いました。なんとゴリさんの車一台で全部の艇&人を回収です。え〜と、積載オーバー&定員オーバーか?!  車の回収を終えてキャンプ場に向かう前に氷をたべることになりました。天然氷を食べられるお店です。とても美味しいかき氷でした。
 庭に設けられたテーブルで氷の出るのを待っています。
建物は昔ながらの縁側がある家があり、雰囲気が良く落ち着きます。

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場

 今回利用したキャンプ場はアウトドアセンター長瀞(ファンテック)の奥に位置するキャンプ場です。長瀞をベースにしたカヌーで宿泊する場合などに便利なキャンプ場で、林間の区画されたオートキャンプサイトとコテージがあります。
 今回はゴリさん、ゴステロさん、我が家の三家族で中程のサイトを十分な広さ使わせていただきました。
 空いていた事もあり、三家族で4区画位を使わせていただきました。  河原にそった道路側のキャンプ場入り口です。写真右側がファンテックのアウトドアセンター長瀞です。
 サイトの写真が少なくて詳しくご紹介できませんが、炊事場、水洗トイレ、コインシャワー(24時間)があります。カヌー関係の方が多いせいか、比較的昼間はサイトでくつろいでいる方は少なかったように感じました。
 その他、料金などの詳細は公式ページを参照してください。

二日目(フリースタイル大会見学)

 女房と長女は車中泊、私と息子は山岳テント泊で一夜を過ごしました。夜は比較的暖かかったのですが、朝方にはそこそこ冷え込み、しっかりと寝袋に入ってしまいました。
 しっかり眠れたおかげか、朝は早朝の4時半から目覚めバッチリ、息子も起きて再度寝られない様子なので、河原の方へ散歩へ行くことにしました。
 5時頃の鉄橋したです。すこし靄がかかり静かな河原でした。息子とここに来たときには既に2,3人のカヤッカーが大会の練習をしていました。  フリースタイル大会で使われるホールです。水量はそんなに多くないので、回転系の技は川底にぶつけそうです。
 子供達も飽きるまではこうして岩の上から競技を見学していました。が・・・ほんの一時間も持たなかったでしょう。
 子供と奥さん方は早々に河原を引き上げて、キャンプ場へもどりました。
 午前中はスクォート競技の見学、午後はフリースタイルカヤックの見学をしました。
 一流選手の妙技はやはりすごかった。


 奥さん&子供達はキャンプ場の直ぐ近くにある埼玉県立自然史博物館に見学しに行きました。なんだかんだと結構面白かったらしい。
 埼玉県立自然史博物館 http://www.kumagaya.or.jp/~sizensi/
 その後いったんキャンプ場に戻り、キャンプの撤収をし、お昼は上長瀞駅の近くの勉強屋さんでお蕎麦を食べることにしました。ここのお蕎麦も美味しかった。
 最近ファミリーダウンリバーをしていなかっただけに、新鮮味がありなかなか楽しめた二日間でした。二日目は初めて見るフリースタイル大会で上手い方の妙技も見られたし、キャンプのほうも楽しめました。
 ご一緒出来ました皆さんお疲れ様!また繰り出しましょうね!