Canoe > 記録 > 2003年07月21日 神奈川県 三浦半島城ヶ島
 昨年に引き続き、 第9回城ヶ島ロングディスタンススイミング大会の泳者サポート役として参加しました。昨年はコンディションが悪く湾内往復で行われた大会も、今回はコンディションも良く城ヶ島を一周するコースで行われました。
 ゴールにて泳者のKさんと記念撮影(大会オフィシャルカメラマン撮影)。Kさんお疲れ様でした。

場所 神奈川県三浦市三崎町城ケ島
主管 城ヶ島ロングディスタンススイミング大会実行委員会
主催 関東身体障害者水泳連盟

 昨年に引き続き遠泳のサポートのため、城ヶ島ロングディスタンススイミング大会にカヤックサポートで参加してきました。この日は曇りでしたが、まずますのコンディションで城ヶ島を一周するコースとなりました。
 泳者の方は昨年サポートさせていただいたKさんです。はじめてお会いする訳ではないので、サポートする私も心理的に楽だったように思います。
 大会本部で受付を済ませ、ゼッケンと昼食券を貰います。  大会本部は城ヶ島大橋の下の砂浜に設けられ、スタートとゴールもこの場所になります。
 我が家が大橋ループの駐車場に到着したときには、前泊組も含めほとんどの方が到着していたと思います。早速駐車場にて着替えをし、カヌーの運搬をしました。
 駐車場から会場の浜までは、カヌーを人力で運搬しなくてはいけなくちょっと大変です。今回は前回の教訓を生かして台車を用意してきました。こうすることでレジャーテーブルや荷物も一緒に運搬出来るのでやはりあると便利ですね。
 ノビさんとセイントさんの森泉艇が揃いました。フォルムといい色といい綺麗ですね。価格もすごいけどね。(笑)  参加者カヌーはほとんどがカヤックだったと思います。シーカヤック、リバーカヤック、中には一昔前のロデオ艇まで。泳者のサポートにはそんなに船足の速いカヤックは必要ないので、リバーカヤックでも全くOK!
 我が家では川、湖、海と大活躍のマリブ2、今回の遠泳サポートでも出動です。重くて一人でもてないことを除けば、こんなに便利なカヌーはそんなに無いでしょう。  子供達は、早速大橋の下で磯遊びを始めました。もちろん装備万全、PFD、ウォーターシューズ、魚網、箱眼鏡、シュノーケル、バケツ・・・etc
 9:30になり開会式が始まりました。参加される泳者の方、サポートをする無線隊、カヤック隊、護衛船などの関係者が集まり競技進行についての注意事項などを確認しました。また、泳者との打ち合わせもこのときに行います。  開会式の後、スタートまでの時間は各々カヤックの準備をしたり、泳者と打ち合わせをしたり、雑談したりとそれぞれ準備をします。
 スタート前に泳者とカヤッカーとの交流を深める場面もちらほら、なんか良いですねこんなの。
 泳者の緊張もほぐれたのでは無いでしょうか。
 時間も迫り、緊張の一瞬スタートです。
 今回は打ち上げ花火をスタートの合図に、一斉にスタートです。サポートするカヤッカーは泳者の泳ぐコースから外れたところから、自分のサポートする泳者を探します。
 あらかじめ泳者のKさんの水着や帽子の色を打ち合わせをしていて、スタート直後の合流に問題はありませんでした。スタート直後に泳者がばらけてきた来たところで合流、Kさんは左側で息継ぎをするので、カヤックサポートは見やすい左側に付きます。
 今回スタート直後にちょっと失敗しました。Kさんの左側に付かなくては成らないことを考えずに、コース右側で待機してしまたことです。スタート直後はどうしても団子状態になるために、泳者の列をカヤックが横断することは困難になってしまうのです。
 湾内を通り抜け、灘ヶ崎を廻ったところで外洋の波とうねりが現れました。また、岸の近くには岩が点在し、そこに波が当たっています。大体このころには泳者が併泳することもなく、かなり自由なコース取りが可能ですが、コース取りを間違わないように、より安全なコースがないか常に考えながらのパドリングはなかなか気が抜けませんでした。
 もうしばらく進み安房崎の灯台が見えてきたところで、抜かれたり抜いたりは無くなったように思います。泳者ももう少しで泳ぎやすい湾内とあり元気が出てくる場所のようでした。
 
 ゴール直線のKさんと私です。岸にあるゴールには沖の深いところから曲がって入ってきます。
 ついついカヤックの上から、ファイト!と声をかけてしまいます。
 ゴール!無事Kさんも完泳し、私も無事サポートができてほっとした一時です。
 Kさんお疲れ様でした!つたないサポートでしたがお役に立てたでしょうか。
 お昼は大会本部から配給されたおにぎりと豚汁を食べながら皆さんとカヌーの話題でわいわい。
 昨年と同じKさんのサポートをさせて頂きましたが、反省点が終わると沢山出来てきます。スタート直後の合流方法や併走中のカヌーの位置、泳者の何を伝え、方向指示はどうしたら一番良いか、もっと声をかける方が良かった、などなど考えるとほんと沢山。
 来年も機会が合いサポートが出来るようでしたら、一つ一つクリアにしていきたいと思います。
 今回、パドリングそのものを楽しむものではありませんが、城ヶ島一周出来たことは大きな収穫でした。出来ることならファミリーツーリングでノンビリパドリングなんてのもしてみたいフィールドであります。